IPv6利用サポート

IPv6とは

インターネット通信に必要なIPアドレスの通信規格で、これまで利用されていたIPv4のIPアドレス枯渇対策としてIPv6が利用されています。
IPv6はIPアドレスを事実上無限(43憶の4乗)に生成できるため、枯渇の心配がありません。

接続イメージ

  • デュアルスタック方式接続
  • 申し込み不要

IPv4のみでインターネットを
利用する場合

  • イラストはイメージです。インターネット接続方法は居室の機器設備により変わります。

IPv4とIPv6のデュアルスタックで
インターネットを利用する場合

  • イラストはイメージです。インターネット接続方法は居室の機器設備により変わります。

IPv6をご利用いただくためには

IPv6でインターネット接続するためには、利用する端末(PC、スマートフォン、無線Wi-Fi)がIPv6に対応していることが必要です。

接続確認方法

速度測定サイトで接続確認いただけます。

  1. 速度測定サイト(https://speedtest.tsunagunet.com/p/)にアクセス

  2. 利用規約にチェックを入れ、計測開始

  3. IPv6の接続がある場合は、IPv4とIPv6の測定結果が表示されます。
    IPv6の接続がない場合は「IPv6に対応していません」と表示され、IPv4の測定結果のみ表示されます。

    <IPv6の接続がある場合>

    <IPv6の接続がない場合>

設定方法

セキュリティ対策

端末・ルーターのセキュリティ対策について

IPv6での通信はグローバルIPアドレスでの接続となるため、外部からのアクセス(不正アクセスを含む)を受けやすくなる可能性があります。お客様でセキュリティ対策を行っていただくことで、より安心してインターネットをご利用いただけます。

対策先 方法
①パソコンなどの端末側での対策 WindwsなどOS搭載ファイアウォール/セキュリティソフトをインストールする
②ルーターの設定での対策 IPv6に対応したセキュリティ機能(IPv6ファイアウォール等)を有効にする
  • 機能搭載状況、設定方法はご利用端末(PC、ルーター等)のメーカーにご確認ください。
  • IoT機器など端末側でセキュリティソフトを入れることができない場合がございますその場合には、ルーターの設定での対策をご検討ください。
  • ご利用端末の設定状況によっては(宅内機器間の)通信や機能等に影響が出る場合がございます。

参考)セキュリティ対応機能付きルーター

よくある質問

IPv6を利用するにあたって費用はかかりますか
追加料金はかかりません。オプションではなく全戸に標準提供いたします。また利用にあたってお申し込みは不要です。
IPv6を利用するにあたって設定は必要ですか
設定が必要な端末と自動でIPv6が利用できる端末があります。詳細は端末メーカーにお問い合わせください。IPv6の設定がされていない場合は、IPv4で接続いたします。
IPv6を利用するにあたって注意点はありますか
グローバルIPアドレスでの通信となるため、お客様にてセキュリティ対策をしていただくことを推奨いたします。
IPv6に対応した推奨機器はありますか
セキュリティの観点でWi-Fi機器ルータのNDプロキシ機能、IPv6ファイアウォール機能が動作する機器を推奨しております。
  • Aterm WX1500HPが推奨機器
  • 上記機器であれば「RTモード」に変更すればONになります
IPv6サービスを利用しないことは出来ますか
建物に提供しているIPv6の利用を止めることはできません。
原則は、標準提供となるため端末がIPv6を優先している場合はIPV6で通信することになります。なお、端末側のネットワーク設定でIPv4のみの通信にすることが可能です。
IPv6を利用すると速度が速くなりますか
IPv6が IPv4よりも通信品質が高いと言われる理由はいくつかございますが、体感速度としてはそこまで差異はないとも言われています。
IPv6の利用はなぜ必要になるのでしょうか
インターネット通信に必要なIPアドレスの通信規格で、これまで利用されていたIPv4のIPアドレス枯渇対策としてIPv6が利用されています。
IPv6はIPアドレスを事実上無限(43憶の4乗)に生成できるため、枯渇の心配がありません。